タイランド太平記/バンコク コンドミニアム物語

タイでの生活とバンコクの不動産投資に関する情報発信

「タイランド太平記」
タイに興味がある、タイが好き、将来タイに住みたいという人のために、タイでの生活について、ジャンルを問わず思ったままのことを書いていきます。光があれば影があるように、タイには魅力的なところも多いですが、悪いところもたくさんあります。そして、やはり日本の方がいい、他の外国の方が住みやすそうだ、と思う人もいて当然であり、その参考になればと思います。

「バンコク コンドミニアム物語」
バンコクの不動産投資について、今起こっていること、これから起こること、そして投資のリスクや実践方法等、筆者自身も自己資金を使って投資しながら、その試行錯誤の中で得た経験を基に投資家目線で情報発信していきます。

2021年04月

感染予防はワクチンで、しかし感染したらタイハーブで!

タイハーブ4
これはバンコクポストに載っていた記事ですが、12月にサムットサーコーンの集団感染で始まった第2波の時に、コロナに感染してしまったもののまだ初期で症状が軽かった患者300人以上に対して、タイの医療研究機関がタイハーブのฟ้าทะลายโจร(ファータラーイジョーン)を試したところ、咳や熱、のどの痛みといった症状が消え、全員が全快して退院したというのです。

タイハーブ2

それでタイ文字の新聞なども読んでみたところ、もともとこのハーブ薬は、体内に侵入してきたウイルス、特にコロナのような気道感染を起こすウイルスの動きを弱らせ、その活動自体を抑え込むということが知られているそうです。

また、実際に中国でも昨年、日本で有名になったアビガンだけでなくこのファータラーイジョーンも、感染の初期段階であればアビガンと同様、コロナウイルスに対してその治癒効果があったと認められていたそうです。

そこでタイの医療機関でもこれまでコロナに対する薬として研究が進められてきたのですが、タイは昨年3月のロックダウン以降、感染した患者がほとんどいなくなり、実際に服用する機会がなかったとのことです。

それが12月の第2波で多くの感染者が出てきたことで初めて300人以上というまとまった患者に服用してみたところ、ほとんど副作用もなく全員が重篤な症状にもならずに全快して退院したということを、先日発表したのです。

そしてちょうど今、第3波での感染が拡大しているということもあり、この研究結果が現地新聞やテレビ等で報道された途端、病院や薬局等でこのハーブ薬を求める人が急増しているそうです。ただし、気をつけて服用しないと、飲み過ぎは返って肝臓や腎臓に悪影響を与える可能性があると医療機関は警告しています。

ここで勘違いしていけないのは、このハーブ薬はアストラゼネカなどのワクチンと違って予防効果はなく、やはりワクチンは受けた方がいいというのが医者の意見です。そして、もし感染してしまいのどが痛かったり、熱が出たりしてコロナの初期症状が出たときに、これを服用すると3日ほどで症状が軽くなってくるとのことです。

しかし、
まだ医学的に十分といえるだけのエビデンスがないので、3日経っても症状が好転しない場合は、やはり医者に診てもらうことを勧めています。

タイハーブ1
価格的にもタイなら100バーツもしないようで、昔からあるハーブ薬なので副作用を怖がる必要もなく、これがコロナウイルスと体内で戦ってくれるのであれば是非試してみる価値はあると思います。

タイハーブ3
特に今の日本やタイのように連日多くの人が感染しているときは、コロナかどうかわからないものの
軽い症状が出た時にまずこれを試してみて、3日ほどで症状が好転すればコロナであったとしても、これを5日間飲み続ければやがて全快します。

大して高価なものでもないし、日本でPCR検査を受けたくない人などにとっては、病院に行ったところで今のところ感染した場合の薬がアビガン以外にないのなら、まず自分でこのファータラーイジョーンを試してみるのもいいかもしれません。

また、
ファータラーイジョーンは日本でも漢方薬の薬局などで売ってるのだろうとは思うのですが、タイにいる日本人がお土産で日本に持って帰ったり、もしもの場合に備えて大事な人のために小包で送ったりしてもいいかもしれません。


インドでも進化した凶暴な変異株が発生!

インド変異株1
前回、「進化を遂げるコロナ変異株はさらに凶暴に」で既にブラジル型と南アフリカ型の2つの変異株があることについて書いたところですが、今日のターンセータギットのニュースによれば、感染力の強い新たなインド変異株が英国に入り込み、あっという間に103人の感染者が出たとのことです。

インド変異株2
その結果、英国政府は即座に4月23日からインドからの旅行者の入国をシャットダウンすることを決定し、ボリスジョンソン英国首相も4月26日に予定していたインド訪問をキャンセルしました。

インドは現在、15百万人もの感染者をかかえており、これはアメリカにつぎ世界で2番目に多いのですが、何しろ人口が多いので瞬く間に感染拡大しそうです。さらに、インドはタイにとっても地続きであり、このインド変異株はミャンマー経由で簡単に入ってくるかもしれません。

องค์การอนามัยโลก (WHO) ระบุว่า ไวรัสโควิด-19 สายพันธุ์อินเดีย (B.1.617) อาจมีความสามารถในการแพร่ระบาดอย่างรวดเร็ว และยังเป็นที่สงสัยว่าวัคซีนที่มีอยู่ในขณะนี้จะสามารถป้องกันไวรัสกลายพันธุ์สายพันธุ์นี้ได้หรือไม่

WHOはB.1.617と呼ばれるこの新型変異株は、かなりのスピードで感染拡大する可能性があるだけでなく、既存のワクチンでその感染を防ぐ効果があるかどうかもわからないとコメントしている

ขณะที่กระทรวงสาธารณสุขของอินเดียออกแถลงการณ์ระบุว่า ไวรัสสายพันธุ์ดังกล่าวอาจทำให้จำนวนผู้ติดเชื้อเพิ่มขึ้น และไวรัสอาจหลุดรอดระบบภูมิคุ้มกันของร่างกาย

インドの健康保険省は、この新型変異株は今後感染者をさらに増加させるだけでなく、ワクチンで体内にできた抗体システムをも回避して生き延びる可能性もあるとアナウンスした

このような状況で、世界では3つ目の凶暴な変異株が発生したわけですが、既に国内に入り込んできたこともあり、英国はインドからの入国を完全にシャットダウンしました。一方、前回書いたようにフランスもブラジル株の侵入を恐れて、ブラジルからの入国をシャットダウンしたところです。

今後、他の国もこれに続くかもしれず、そうなると2週間の隔離検疫でも入国できないことになり、
世界はまた国境閉鎖の遮断状態に入るのかもしれません。

いずれにせよ、現時点ではブラジル、南アフリカ、そしてインドの3つの強力な変異株が世界で感染拡大していることになり、タイや日本も英国株の時と同様、水際ではとても食い止められないのではないかと思います。

これに対してモデルナは、これら新型変異株に効果を持つ新たなワクチンを急いで開発中ということですが、どこまで続くこの戦いという感じで、まだまだコロナとの戦いは長引きそうです。

インド変異株3

ところで、先日のアメリカ訪問で成果を収めて気をよくした菅首相は、早速、続いてインドとフィリピンを訪問して対中国戦略について協議する予定とのことですが、さすがにボリスジョンソン首相もキャンセルしたわけだし、残念ながら今回のインド訪問はキャンセルせざるを得ないのだろうと思います。

進化を遂げるコロナ変異株はさらに凶暴に

ブラジル1
これは2日前のタイガーに載っていたコロナウイルスに関するロイターのニュースです。

現在タイや日本で感染が広がっている英国株の変異ウイルスは、最初のウイルスに比べて1.7倍の感染力があるといわれています。しかし、最近の科学者の研究では、P1と呼ばれるブラジルの変異株は最初のコロナウイルスの2.5倍の感染力があり、しかもワクチンに対する抵抗力も強いということです。


Brazil's P1 coronavirus variant, behind a deadly COVID-19 surge in the Latin American country that has raised international alarm, is mutating in ways that could make it better able to evade antibodies, according to scientists studying the virus.

ウイルス研究者は、南米で感染が広がっているP1と呼ばれるブラジルの変異株は、ワクチンでできた抗体を回避する能力を持つように進化しつつあるとして、世界に対して警告を発した

実は、このP1よりもっと感染力が強いのが南アフリカ変異株なのですが、現在ブラジルを始め南米全体で大量の死者を出しながら猛威をふるうP1は、急速に進化していてワクチンによっては効果が弱いものが出てきているとのことです。

"This is particularly worrying because the virus is continuing to accelerate in its evolution," he added. Studies have shown the P1 variant to be as much as 2.5 times more contagious than the original coronavirus and more resistant to antibodies.

P1ウイルスは進化のスピードをさらに速めていて、研究結果、P1の現在の感染力は最初のコロナウイルスの2.5倍もあり、しかもワクチンによって作られた抗体に対する抵抗力もさらに高くなっているという点が特に懸念される

まさに現代の科学技術とウイルスの進化との間での生き残りをかけた競争でもありますが、フランス政府はこのP1ウイルスが国内に入り込むのを防ぐべく、フランスとブラジル間の航空便を全便欠航させると発表しました。

下の表でもわかるように、現時点ではまだファイザーとアストラゼネカのワクチンはブラジル変異株P1に対しても有効性は高いようですが、ジョンソンアンドジョンソンはほとんど効果がないようです。しかも、ウイルスがさらに進化した場合、すべてのワクチンが効かなくなる可能性もあります。

そしてさらに怖いのが感染力の最も強い南アフリカ変異株ですが、現時点では60%台の有効性があるワクチンしかありません。もしこんなのがまた世界中で蔓延したらと考えると、コロナ禍はいったいいつ終わるのかという不安とともにうんざりもさせられます。

ワクチン効果1


「休むも相場なり」はさらに長期間続くのでは?

中国総量規制1
このブログでも、そして昨年初めに出した著書でも、コンドミニアム市場の先行きが不透明なのでしばらくは「休むも相場なり」と決め込んで、この先、不動産マーケットがどう動くか見定めたほうがいいと書きました。

もっとも、当時はあと1、2年もすればコンドミニアム市場はまた回復してくると比較的楽観視していたのですが、その後3月に入ってコロナ禍が始まり、予想外の波乱が続いています。

終わらない価格戦争1
2018年まで市場の牽引役となっていた外国人投資家、特に中国人投資家が今度は大量の解約キャンセルする側に回ったことから、デベロッパー各社は昨年と今年にかけて次々と竣工引渡しを迎える完成物件の在庫処分に追われているわけです。

2018年までヨーロッパ、シンガポール、香港、そして中国の投資家と主役は次々と入れ替わってきましたが、現在の価格水準までコンドミニアム市場を牽引してきたのは外国人の購買力によるところが大きく、実需と投資需要を合わせてもタイ国内の需要だけではここまで成長してこなかったと考えています。
また、バンコクだけでなくプーケットやパタヤといったリゾート地のコンドミニアム市場も、外国人投資家が不在のままでは、いつまでたっても回復しないとも考えています。

つまり、
バンコクのコンドミニアム価格が再び2018年の水準に戻るためには外国人バイヤーが不可欠と、私は考えています。

実はデベロッパー各社も同様のことを考えているのですが、彼らは一様にワクチンの普及で隔離検疫なしで外国人がタイに来られるようになれば、すぐに中国人投資家が戻ってきて市場は回復すると能天気に思い込んでいるようにも見えます。

しかし、中国では今年からいよいよ不動産融資に対する総量規制が始まりました。中国のGDPには不動産取引も含まれるのでかなり水膨れしているといわれていますが、総量規制で銀行の貸し剥がしが始まるとGDPは一挙に縮小します。

また、中国の大手デベロッパー、恒大集団が販売在庫をすべて3割引きで投売りしたという話は有名ですが、金融機関からの借入金返済に必死になっているといわれています。そして、これは総量規制で
日本のバブル崩壊が始まった状況とよく似ています。

多分、あと半年も様子を見ていればわかると思いますが、外国人の入国が再開され、さあ、いよいよタイの不動産に飢えた中国人投資家が戻ってくるぞとデベロッパーが待ち構えていても、予想に反して誰も買いに来ないという可能性が高くなっているような気がします。

私の記憶では、日本のバブルがどんどん膨らんでいた1980年代の後半に入った頃、お金がジャブジャブで使い道に困った投資家が海外不動産に目を向け始めました。三菱地所がニューヨークでロックフェラービルを買い、興和不動産がパリで、熊谷組がロンドンで巨額の不動産投資を始めた頃です。

同様に、個人投資家もハワイのコンドミニアムを買い漁りったりしていたのですが、ある意味、行き場のなくなった余剰資金が海外不動産へシフトし始めたのが、バブル崩壊が近づいてきたシグナルだったのかもしれません。

もし、それと同じことが中国でも起こっていたとしたら、2016年後半から始まった中国人投資家のタイでの不動産投資は、バブル崩壊の前兆であり、今回の総量規制により今後不動産市場の暴落が起こるかもしれません。そうなれば、中国人投資家は当然、タイに戻ってこないし、中国にも失われた5年とか10年がやってくるのかもしれません。

ちなみに、日本のバブル崩壊後、法人、個人を含め、ほとんどの海外不動産は損切りで売却されましたが、中国人投資家も同じことをするかもしれません。そうなると、今後さらに売物件が増えて市場での供給過剰は一向に収まらないということになります。

そういった意味では、これからも不動産市場にある程度見通しがつくまでは
「休むも相場なり」でじっとしているべき期間がさらに延びたと、私は思っています。


救世主のはずが、次々と問題が出てくるコロナワクチン

ワクチン使用中止1
日本も数日前からやっと高齢者へのワクチン接種が始まったという状況ですが、ワクチンが届かなければ何もできないので、河野ワクチン大臣は世界で取り合いになっている中、ファイザーやモデルナからワクチンが届くのを首を長くして待っているしかないわけです。

特に、2月に認可されて最近接種が始まったばかりのジョンソンアンドジョンソンのワクチンは血栓ができることがわかり、アメリカのFDA(食品医薬品局)などが使用中止の決定を下したところです。

ワクチン使用中止2
また、以前から血栓の問題が指摘されていたアストラゼネカのワクチンについても、とうとうデンマークがヨーロッパで初めて使用中止を決めたことで、前回書いたようにViral Vector(ウイルスベクター)ワクチンは問題が多いようです。

ちなみに、BBCの調査ではモデルナのワクチンが1接種33ドルと最も高く、続いてファイザーが20ドルとなっていて、これらに対し、利益追求をせず原価で供給するといっているオックスフォード・アストラゼネカのワクチンはわずか4ドルで購入できるので、多くの国がアストラゼネカを採用しています。

しかし、今回の問題で各国がウイルスベクターワクチンを避けるようになってくると、
中国製ワクチンは論外なので、以下のようにますますmRNAワクチンに対する需要が集中してしまうことになり、これらmRNAワクチンを使うことになっている日本のワクチン接種計画にもさらなる遅れが出るのだろうと思います。

More Pfizer-BioNTech doses for the EU
ファイザーのワクチンをもっと増やすEU

The European Commission said Pfizer-BioNTech would deliver an extra 50 million doses to the EU in the next few weeks. Commission President Ursula von de Leyen also said the EU was discussing a new deal with Pfizer-BioNTech to deliver 1.8 billion doses in 2022 and 2023 which would all be produced within the EU.

ヨーロッパ委員会は、数週間後にファイザーから5,000万接種分の追加ワクチンが届くと発表し、さらに、EUは2022年と2023年に計18億接種分のワクチンをファイザーから調達することで交渉中であり、これらはすべてEU内で生産されたものであるとのこと

もっとも、自国でワクチンを開発したアメリカやイギリスは当然、自国民の健康を優先しているので、既に自国民への接種がかなり進んで感染者数も大幅に減ってきたという報告がされています。

やはり、まれに発生する血栓の問題はあっても、国産ワクチンを持っている国は感染者を減らすという意味では有利だとわかります。

ワクチン使用中止3
ところで、タイの場合、現在認可されているのが、アストラゼネカ、シノバック、そしてジョンソンアンドジョンソンであり、どれも問題ありということになります。かといって、マイナス70度で保存する必要があるファイザーはそんな冷凍設備のないタイでは使用が難しく、マイナス20度で保管すればいい最も高価なモデルナしか残っていないことになりますが、これもまだタイの認可が降りていません。

いずれにせよ、上の写真記事にあるように、タイ政府は血栓の問題があっても自国で大量生産できるアストラゼネカを、これからもメインワクチンで使うと宣言しました。

本当はこんな時にこそ、ハイテクで世界に知られる日本に世界をリードしてもらいたいところなのに、今のところ最前線にどこも出てきてないのが非常に残念な気もします。

中国ワクチン7

そこで調べてみると、日本も今、ユニゲンや塩野義製薬などがコロナのワクチン開発を進めているし、昨年末には大阪大学がファイザーなどと同じ遺伝子技術を使ったDNAワクチンの開発に成功し、治験を始めたというニュースがありました。

しかし、まだどこも
薬品としての認可は取れていません。一説によれば、厚労省の薬品認可基準がかなり厳しいので、日本の場合、今のような緊急時でも治験に数年かかり、なかなか超特急で認可してもらうことは難しいようです。

そう考えると、今さらながらトランプ氏が大統領令で始めた超法規的なオペレーション・ワープスピードは素晴らしかったと思います。巨額の国費を投入して薬品会社のワクチン開発を援助し、しかもごく短期間で薬品認可を出した結果、mRNAワクチンという世界で最も効果の高いワクチンが1年もかからずに製造販売され、今まさに世界中で使われているわけですから...。


ワクチン外交の失敗!中国ワクチンは効かない(その3)

中国ワクチン6

ところで、このガオ氏は以下のようなコメントもしています。つまり、
中国はこれまでさんざん自分達がけなしてきたファイザーやモデルナが採用してきたmRNAワクチン技術の優位性を今頃になって認めたわけです。

CDC official said developers are working on mRNA-based vaccines.

中国疫病管理センターによれば、中国の薬品会社は今、mRNA技術を使ったワクチン開発を進めている

“Everyone should consider the benefits mRNA vaccines can bring for humanity,” Gao said. “We must follow it carefully and not ignore it just because we already have several types of vaccines.”

ガオ氏は、「
新しいコロナの変異種が次々と出てきている今、我々はmRNAワクチンが人類にもたらすメリットをまず考えるべきであり、自分たちと違う技術だからと無視するのでなく、注意深く取り入れていかなければならない」と語った

昨年後半までは、感染事例とウイルス検体を多く持つ中国はワクチン開発で最先端を行っているといわれていました。しかし実際に出てきたのは、インフルエンザワクチンなどに使われている従来からの手法で作るInactivated Virus(不活化ウイルス)ワクチンであり、有効性はわずか50%、しかもこの方式は今回のコロナのように次々出てくる変異株に迅速に対応することが難しいらしいです。

中国ワクチン8
一方、つい昨日のターンセータギットに載ったニュースでは、タイ政府が最近認可したばかりのジョンソン&ジョンソンのワクチンが、実は血栓ができることが判明した結果、アメリカのCDC及びFDAが急遽使用中止を決めたということで、タイでも同様に中止になりそうです。

このニュースでアメリカのダウジョーンズは1日で68ポイントも落ちたということで、ワクチンの使用禁止というのはアメリカの経済回復に直接影響することでもあり、株式市場全体にとっても結構大きなショックだったようです。

素人の私にはわかりませんが、同じViral Vector(ウイルスベクター)ワクチンであるアストラゼネカのワクチンも血栓の問題が出たことから、どうもこの方式のワクチンは他のタイプのワクチンより血栓ができやすいという弱点があるのかもしれません。

従って、現時点ではやはり遺伝子技術を使ったmRNAワクチンが最も優れているように私には思えるのですが、
それで中国もここにきてmRNAワクチンの優位性を認め、現在開発に取り組んでいるのかもしれません。

もっとも、中国のことですから、実際には
ファイザーやモデルナが巨額の研究開発費を投じて開発したこの技術を、またこれまでのようにスパイを使って盗んで何とかしてパクろうとしているだけなのかもしれませんが...。(嘲笑


ワクチン外交の失敗!中国ワクチンは効かない(その2)

中国ワクチン5
公表されているワクチンの有効性についての比較
1.ファイザー 95%
2.モデルナ 94.5%
3.アストラゼネカ 62~90%
4.スプートニク 92%
5.シノファーム 79%
6.シノバック 78%

ところで、もともと中国のワクチン外交の狙いは、ワクチン入手に困っている発展途上国にワクチンを供給して恩を売り、経済的利益だけでなく味方を増やすことです。

しかし、ここにきて本国の医療機関のトップが中国のワクチンは実は大して効かないと認めてしまったことから、上の表のように以前は80%近い有効性があるといっていたのが嘘であったことを認めてしまったわけで、中国の面目は丸潰れのはずです。

シノバックワクチン3
中国にとってこんな都合の悪いオフィシャルな発表をよく中国国内でできたものだと驚きますが、実際には、ブラジルの治験結果では50.4%しか効き目がなかったことは既に広く知られていて、これ以上隠しておけなくなったということなのかもしれません。

WHOのガイドラインではワクチンとして認可されるには最低50%以上の有効性が必要なのですが、中国ワクチンはそのぎりぎりの有効性しかないということになります。つまり、100人に接種しても50人には予防効果はなく、一方で副作用リスクが高いというのでは、このワクチンには大した価値がないように思えます。

シノバックワクチン1
先にも書いたように、中国のシノバックやシノファームは治験結果をなかなか公表しないし、要求する詳細データも出さないことから、西側先進国は最初から懐疑的で相手にしてなかったものの、タイを含む発展途上国は見切り発車で中国製薬会社のいうことを信じて購入に踏み切ったわけです。

しかし、今ごろになって実はあまり効かないなどといい出すのは、本当は治験などちゃんとやってなかった、もしくは治験結果がよくなかったのを隠していたということであり、中国の国際的な詐欺ともいえます。

また、1か月ほど前に香港で中国ワクチンを接種し始めたところ、すぐに6人が死んだというニュースを読んだのですが、ワクチンとの関連性は否定しているものの、副作用面でも中国ワクチンには怖いものを感じます。

シノバック1
残念ながら、タイもインドネシアなどと同じくこの中国ワクチンのスケープゴートの1つになってしまったわけですが、まだ1接種17ドルで200万接種分ぐらいしか購入契約してなかったと思います。

今後は効き目があまりなく副作用が怖い怪しげな中国製ワクチンはこれ以上買わず、むしろ、そんなことに使う資金があるなら、一刻も速くアストラゼネカのワクチンを国内で量産することに使うべきです。

次回に続く


ワクチン外交の失敗!中国ワクチンは効かない(その1)

中国ワクチン1
先日、「英国型変異種に最も効くワクチンはファイザーとモデルナ!」でワクチン接種するならやはりファイザーかモデルナがベストではないかということを書いたところですが、昨日のAP通信によると、なんと中国疫病管理センターのディレクター、ガオ・フー氏も公式の場で以下のように発表し、中国製ワクチンは大して効かないことを認めました。

BEIJING (AP) — In a rare admission of the weakness of Chinese coronavirus vaccines, the country's top disease control official says their effectiveness is low and the government is considering mixing them to get a boost.

(北京AP通信)驚いたことに、中国疫病管理のトップが公式の場で、中国製ワクチンの効き目が弱いことを認め、中国政府は現在、他のワクチンと共用することを検討していると明かした

もともと西側先進国では、中国のシノバックやシノファームのワクチン効果に対する疑問が提起されていたことから、どの国も認可していませんが、一方で、中国も米国のシノバックのテクノロジーには安全性や効き目で問題があると以下のように宣伝して中国製ワクチンを売込んでいたようです。

中国ワクチン2
Chinese state media and popular health and science blogs have questioned the safety and effectiveness of the Pfizer-BioNTech vaccine.

中国国営通信や国営のブログサイトでは、これまでファイザーのワクチンの安全性とその効果に疑問があるといい続けてきた

Beijing has distributed hundreds of millions of doses abroad while trying to promote doubt about the effectiveness of the Pfizer-BioNTech vaccine made using the previously experimental messenger RNA, or mRNA, process.

そして、中国政府はまだ研究段階でしかなかったmRNAテクノロジーを使って作られたファイザーのワクチンこそ効かないとけなしながら、既に数億接種分もの中国製ワクチンを世界に供給してきたのである

この辺は世界から嫌われている中国、いかにもやることが汚いですが、こうやってファイザーのワクチンに対して難癖をつけながら自国のワクチンを発展途上国に売込んできたわけです。

しかし、なかなかワクチンが手に入らない東南アジアやアフリカの途上国はこれに飛びつくしかなかったわけで、以下のような記述があります。

Health experts say Chinese vaccines are unlikely to be sold to the United States, western Europe and Japan due to the complexity of the approval process.

医療の専門家がいうには、中国製ワクチンはアメリカや西ヨーロッパ、そして日本といった薬品の認可基準が厳しい国には売れないことがわかっていた

Vaccines made by Sinovac, a private company, and Sinopharm, a state-owned firm, have made up the majority of Chinese vaccines distributed to several dozen countries including Mexico, Indonesia, Hungary, Brazil and Turkey.

しかし、(ワクチン入手に困っていた)メキシコ、インドネシア、ハンガリー、ブラジル、そしてトルコといった国々はシノバックとシノファームの中国製ワクチンを大量に使ってくれた

次回に続く



バイク事故が多いタイ、車に乗ってリスク軽減を(その2)

タイの事故2
さて、昨日の経済紙、ターンセータギットによるとタイの交通事故は国に対して年間5,000億バーツ(約1兆7,000億円)もの経済的損失を与えているそうです。

以前、「タイで運悪く死んだらどうなる?(その1)」でも、タイでは年間12,000人もの交通事故死者が出ていて、人口が倍近くいる日本の事故死が年間3,200人程度であることから、人口比で見てもどれだけ事故死のリスクが高いかがわかる、と書きましたが、WHOによればこの交通事故による経済的損失はタイGDPにとってマイナス3%に相当するとのことです。

อุบัติเหตุบนท้องถนน ส่งผลให้สัดส่วนการเสียชีวิตต่อประชากรสูงขึ้น ซึ่งไทยเป็นประเทศที่มีอัตราการเสียชีวิตจากอุบัติเหตุบนถนนสูงเป็นอันดับ 1 ของกลุ่มศอาเซียน ด้วยสัดส่วน 32.7% ขณะที่สัดส่วนของอาเซียนอยู่ที่ 20.2% และโลก 18% และกว่า 80%เป็นรถจักรยานยนต์ 

タイは人口に対する交通事故死の比率が増え続けていて、今、ASEANで1位となっている。そして、タイの事故死率は人身事故全体の32.7%とASEAN平均の20.2%、世界平均の18%を大きく上回っている。しかも事故の80%以上がオートバイが絡んだ事故である

この内容からわかるのは、先にも書いたようにタイのオートバイ運転者は免許もないのに乗る人が多いこともあって、事故の8割がオートバイ絡みということであり、世界でこれほどオートバイが危ない国もないということです。

私がチェンライに旅行した時なども、小学生の高学年としか思えない少年がオートバイに乗っていましたが、地方では交通法規など順守されておらず、これが現状なのだろうと思います。


一方、ベトナムのホーチミンに行った時も、バンコクと変わらないほどオートバイが多かったのですが、車がバンコクほど多くなかったので、これほど荒い運転はしていなかったように思います。

バンコクの場合、行き止まりの道が多くこれが悪名高い大渋滞を発生させているのですが、この渋滞の中をすり抜けてオートバイで素早く移動しようとする
あの無茶苦茶な命知らずのオートバイの乗り方をしていれば、遅かれ早かれ死亡事故につながっても仕方がないと思います。

ところで、「タイでゴルフをする人はピックアップトラックがいい」で書いたように、大型のピックアップトラックは税金が7%と、30%の乗用車に比べて相当安いこからコストパフォーマンスがいいのと、事故にあっても受けるダメージが少ないことから、ピックアップを運転していれば交通事故死のリスクはかなり減ると思うのです。もっとも、通常の買い物や街乗りが中心の人にとっては使いづらいという面もあるのですが...。

私の場合は今、普通のセダンに乗っていますが、いくら事故死率が高いタイであっても、実は車に乗っている限りはそれほど事故死のリスクが高いわけではないので、タイで事故死したくなければ、
時間を犠牲にしてでもオートバイでなく車を運転するか、タクシーやBTSを利用していれば、交通事故死のリスクはかなり軽減できるはずです。


バイク事故が多いタイ、車に乗ってリスク軽減を(その1)

タイの事故1

バンコク都心部での自動車運転はドライブを楽しむというものとは程遠く、いつも本当に神経を使います。

日頃、スクムビット通りを運転していると、左右後方から隣を走る車との狭い隙間にすごいスピードで割り込んできて走り去るオートバイが多く、下手に進路変更などしようものなら接触事故を起こしてしまいます。

日本であれば、オートバイは普通、道路の一番左端側の車線を走ることが多いのですが、バンコクの場合、何しろ数が多すぎて、空いている隙間があればどこからでも入ってきます。

実は1か月ほど前も、私が赤信号で停車していたところ、後方車との間に割り込んできて横切ろうとしたオートバイが私のクルマの後部バンパーにぶつかってきたのです。

私はすぐ車を降りて、そのバイク運転手が逃げられないように捕まえて運転免許証を取り上げ、自宅の近くだったこともあり、歩いてすぐのところのオンヌット警察署まで連れて行こうとしたのですが、修理代は払うから警察は勘弁してくれというのです。調べてみると、案の定、
強制保険にも入ってないイスラム人のライダーでした。

そこで30分ほど待つうちに、電話しておいた私の保険会社の調査員がやって来て、そのイスラム人と交渉を始め、その場で1万バーツを払えといい出したのです。

その時、私は何が起こっているのかわからず聞いていたのですが、その交渉中、イスラム人が5,000バーツにまけてくれとせこいことをいい出したので、保険会社の調査員がそれなら警察に行こうといった途端、そのイスラム人はすぐに諦めてATMに行って1万バーツをおろしてきたのです。もしかすると、彼は違法滞留者だったのかもしれません。

結局、その保険会社の調査員は1万バーツを受取るとそのイスラム人を無罪放免で行かせたですが、その後で警察に行かなくてもいいのかと尋ねると、向こうが100%悪いのはわかったので、1万バーツで合意したとのことでした。


ただし、全額保険会社の負担でバンパーの交換をするし、この事故で運転者には責任がないことを記録しておくので、来年の保険料が値上りすることもないという説明でした。

その後、私はバンパーを新品に交換してもらい、それにかかった費用の3万バーツも保険会社が払ってくれました。もっとも、こんなのまず日本ではありえない対応で、普通は警察を呼んで事故証明を書いてもらってから保険金の請求をするのですが...。

しかし、後で聞いたのですが、タイのオートバイに乗っている連中には免許証さえも持ってないのが多く、こんなのをいちいち警察に連れて行っても保険会社としては、結局向こうは保険に入ってないので何も取れないことから、このように保険会社の判断でその場で金銭交渉で解決することもあるのだそうです。

次回に続く


英国型変異種に最も効くワクチンはファイザーとモデルナ!

ワクチン効果1

タイ政府があれだけ警戒して、水際で英国型変異ウイルスの侵入を防ごうとしていたにもかかわらず、結局トンローで集団感染が始まってしまいました。

一体どこから入ってきたのかという疑問があったのですが、タイの医師のコメントでは、今、カンボジアでこの変異種の感染が広がっているので、国境を越えて入ってきた違法入国者が感染源なのではないかということです。

もっとも、いくら政府が水際で食い止めようと努力しても、遅かれ早かれ何らかの経路で国内に入ってくるのは仕方がなかったのではないかとも思います。

ところで、
これは昨日のNationに載っていた記事ですが、この表にあるように、現在見つかっている変異種は英国型、南アフリカ型、そしてブラジル型の3つあり、その中でも感染力が強く日本を始め感染が急激に広がっているのが英国型です。

英国型変異種は最初のコロナ株に比べて7割も感染力が強いことがわかっているのですが、これに対しても強力な予防効果を持つワクチンはというと、どうやらファイザーとモデルナのワクチンのようで、90%以上の効果が確認されています。しかも、この2つのワクチンは南アフリカ型に対しても他のワクチンよりも予防効果が高いことがわかっています。

これに対し、以前にもこのブログで「いよいよ接種開始、シノバック製ワクチンは大丈夫なのか?」で書きましたが、その効果が疑問視されている中国のシノバックワクチンは、ワクチンとして有効と認められるための最低限の数値である50%の効果しかなく、また、ブラジルでの治験時に複数の死人も出たという噂もあるだけにその副作用のことを考えると、できればやはり、ファイザーかモデルナを接種したいと思うのが人情です。

しかし、残念ながらタイではこの2つは超低温での保存が必要ということもあり、現実的でないことから、現在は認可されておらず入手が不可能です。ただし、少なくともモデルナについてはマイナス20度での保存なので、タイ政府も輸入許可を検討中ということであり、近い将来、接種可能になるかもしれません。

いずれにせよ、この記事によれば、現時点でタイで認可されているワクチンの中ではアストラゼネカが英国型変異種にはもっとも効果があるということで、我々もタイでワクチン接種を受ける場合、有料でもいいので、シノバックでなくアストラゼネカを選んだ方がよさそうです。

ワクチン効果2
もっとも、アストラゼネカのワクチンは、60歳以下の人の場合、血栓ができることがあるという副作用について、
上の記事にあるようにEUではまだ見解が一致しておらず、ちょっと怖いかもしれませんが...。

一方、日本はファイザーのワクチンを1億接種分購入することになっていて、それにモデルナとアストラゼネカが追加されているようですが、そういうことであれば、まあ大丈夫だろうと思います。

従って、在留邦人の場合、もし、どうしてもファイザーかモデルナのワクチンを接種したければ、一旦帰国して転入届を出せば可能だろうと思います。

また、その場合でもファイザーとモデルナのワクチンパスポートはタイ入国の際も認められると既に発表されているので、もしタイ政府のワクチンパスポート計画がその通りに進めば、10月以降は隔離検疫なしでタイに戻ってこられることになります。


外国人はソンクラーン休みの旅行は遠慮すべきかも

ソンクラーン旅行中止1
以前、「あっという間に集団感染するナイトライフ」で以下のように書きましたが、驚いたことに、今回は政府というよりも航空会社や受け入れ先の地方自治体が感染を恐れて、バンコクからの旅行者に来てくれるなムードになっています。

いずれにせよ、第3次ロックダウンでまたバンコク中のお酒を飲ませる店が閉鎖されるかもしれないし、時期が時期だけに、状況によっては地方への感染拡大を恐れてソンクラーンの帰省も控えるようにとの指示が、昨年に続き今年もまた出てくるかもしれません

今日の新聞等を読んでいると、タイエアアジアやタイライオンエアなど航空会社から政府に旅行を規制した方がいいとの要請が出ています。

Thailand’s aviation sector is nervous, amid rising cases of Covid-19 and confirmation that the highly-contagious UK variant has reached the Kingdom. Airlines are calling on the government to introduce travel restrictions now, admitting that while this will hurt in the short-term, it will prevent further decimation of the tourism industry in the long run.

タイの航空セクターは感染力の強い英国型変異種コロナが国内に入ってきた現状に神経質になっていて、ソンクラーンの旅行を取りやめさせるようにと政府に進言し始めた。彼らにとっても、これは短期的には彼らの収益を悪化させるが、長期的に見れば旅行産業がさらに大きなダメージを受けるのを食い止めることができると考えている

といっても、明日からソンクラーン休暇が始まるというのに、今さら旅行は中止せよというのもかなり酷な話で、昨年も帰省できなかった地方出身のバンコクにいるタイ人にしてみれば、今さら冗談じゃないということかもしれません。

一方で、バンコクからやってくる旅行者に対しては14日間の隔離検疫を要求すると発表したチェンマイのような県も出てきていて、地方の多くの県がバンコクからの旅行客には来てもらいたくないというのが本音のようです。

そこで、政府も以下のように旅行者の隔離検疫要請は各地方自治体に任せることにしたようです。

Yesterday, the government’s Covid-19 task force confirmed there would be no nationwide lockdown over Songkran, adding that each province could introduce its own restrictions and quarantine measures.

昨日、政府のコロナ対策チームはソンクラーンの間、全国的なロックダウンはやらないことを確認したものの、旅行者に対する規制や隔離検疫の義務を課すことは各地方自治体の判断に委ねることにした

確かに、ほんの1週間前までは、久しぶりに観光客が来てくれると喜んでいた地方ですが、バンコクで発生した感染力の強い英国型変異種が蔓延し始めたらとんでもないことになるという、地方自治体の困惑もわからないでもありません。

昨年のコロナで帰省できず、2年ぶりにやっと田舎に帰省するタイ人の事情はわかりますが、どうしても今行きたいというほど地方にしがらみがあるわけでもない
我々のような外国人は、今回のソンクラーンはできれば地方自治体に協力する意味でも、国内旅行は見送った方がいいように私は思います。


VIPならタイムラインを隠ぺいしてもいいのか?

タイムライン拒否は違法2
つい先日「あっという間に集団感染するナイトライフ」で今回のトンローでの集団感染について書きましたが、これについて、どうやら噂通り、やはり日本大使館の梨田和也駐タイ大使もトンローのコヨーテクラブで感染したようで、本日、日本でもテレビ等でいろいろと放送されています。

タイムライン拒否は違法3
ไม่ใช่ว่าใครก็ได้ตาสีตาสาที่จะเดินเข้าไปในผับแห่งนี้ เพราะถ้าระดับหรูซื้อความสะดวกสบายต้องจ่ายค่าสมาชิก หรือ Member ในราคาเริ่มต้น 20,000 บาท  ซึ่งในจำนวนนี้ก็มีสิทธิพิเศษในเรื่องอาหาร เครื่องดื่ม ห้องวีไอพี 

クリスタルクラブは誰でも気軽に入っていけるクラブではなく、ここで贅沢なもてなしを受けたければ、クラブの会員になり、最低でも2万バーツ(7万円弱)のメンバーフィーを払わなければならない。これを払って会員になれば、食事や飲み物、VIPルーム使用等の特権が享受できる

これが現地紙、ターンセータギットが今回の感染震源地となったクリスタルクラブを取材した解説です。トンロー通り、ソイ25といえば雅(みやび)という老舗高級カラオケがあるところで、ちょうどその近くにできた新しい高級コヨーテクラブです。

タイムライン拒否は違法4
ところで、我々タイ在住の日本人に対しては、コロナ感染を十分警戒するようにとのメールが大使館からしょっちゅう来ているにもかかわらず、そんな中で大使を始め数人の日本大使館職員がVIPしか行けないような高級コヨーテクラブに同行したあげく感染したというのでは、タイ在留邦人の間で不満や文句が噴出するのは仕方がないことだと思います。

まあいずれ、梨田大使にはそれなりの処分が下されると思いますが、外交官特権を持つ大使という立場をわきまえた行動を取らなかったことへの罰でもあり、自業自得だろうと思います。

さて、バンコクの日本大使館は、当初大使は震源地となったクリスタルクラブには行ってなかったと説明したものの、結局、後になってそれを認めざるをえなくなったという噂があり、もしそれが本当なら日本大使館は大使他のタイムライン情報を隠ぺいしようとしたということになるのかもしれません。

タイムライン拒否は違法1

実はこれはタイ人のVIPにおいても同じで、上の政府発表のように感染しても自分の行動履歴の開示を拒否する連中が結構います。これではどこで感染したのか当局は調べられず、もたもたしているうちに感染が広がる危険性があります。

特に今回のイギリス型変異種の場合、昨年のものより感染力が強く感染するスピードも速いということで、これに対し、タイ人の間でもVIPだからといって自分の行動を開示しないというのはおかしい、法律で罰するべきだという意見が出ています。

タイムライン拒否は違法5
これに対し、今朝のターンセータギットは特集記事を組み、私もそれを読んでこんな問題があるのかとわかった次第ですが、こんなところでもVIP優遇のいかにもタイらしいシステムができているようです。

もっとも、この記事によれば、実際には法律上、伝染病に関しては行動履歴を開示しないのは違法であり、最長2年間の禁固刑等、それなりの罰則もあるようなのですが、残念ながら今のところあまり厳格には施行されてないようです。

しかし、タイ人であろうが邦人であろうが、コロナ感染のリスクは命にかかわることでもあり、無責任な情報隠ぺいは他人の命を危険にさらすことにもなるわけで、タイムラインを開示しない政治家等のVIPに対しても、禁固刑を含む厳罰に処するべきだろうと思います。


タイでプラユット首相の怒りを買った東京新聞女性記者

agora

日本の言論サイトアゴラさんで、先日私が書いたブログ「記者会見で東京新聞女性記者に怒ったビッグトゥ」を載せていただきました。

私も当初、掲載されていたのを知らなかったのですが、同日の4つの注目記事の中の1つに入れていただいたこともあり、アクセス数も伸びて現在は3位につけているようです。(その後、2位まで上がりました)

タイトルはアゴラさんの方で「タイでプラユット首相の怒りを買った東京新聞女性記者」と変えていますが、基本的に内容はブログと同じです。

私としてもこうやって日本の大きなサイトで時々取り上げてもらえると、タイというローカルな内容ながら、日本でも興味を持って読んでくれるたくさんの人がいると思って張り合いになります。

もし興味があれば改めて読んでみてください。


ナイトライフエンターテイメントは今日から閉鎖

店舗閉鎖1
昨日、エンターテインメント施設には閉鎖命令が出るだろうという、タイ・アルコール販売協会会長のコメントを紹介しましたが、昨夜遅く、バンコク伝染病対策委員会の緊急会議が開かれ、その決定に基づき、都知事はクロントゥーイ、ワタナ、バンケーの3つの地区にある娯楽遊戯施設の閉鎖を命じました。

なお、この閉鎖期間は本日6日から19日までの2週間ですが、昨年の例からもわかるように、最初は2週間という期間であっても、その後、延長、延長でなかなか終わらないので、これについてはあまりあてにはなりません。

ところで、以下がこの時点でバンコク都が掴んでいる情報ということですが、トンローではまだ720人もの検査結果待ちということなので、今後もっと感染者が増える可能性は大だと思います。

ร.ต.อ.พงศกร ขวัญเมือง โฆษก กทม. กล่าวว่า  สำหรับมาตรการครั้งนี้ กทม.ได้ปิดสถานที่เพื่อล็อคโซน ค้นหา และประเมินสถานการณ์ ซึ่ง 3 วันที่ผ่านมาได้ตรวจไปแล้ว 1,177 ราย พบว่ามีผลเป็นบวก 118 ราย มีผลเป็นลบ 329 ราย และรอผลอีก 720 ราย ซึ่งเป็นคลัสเตอร์ทองหล่อในพื้นที่เขตคลองเตย และเขตวัฒนา ส่วนเขตบางแคพบผู้ติดเชื้อใสสถานบันเทิง 27 ราย ทำให้ กทม.ต้องออกมาตรการโดยปิดสถานบันเทิงในพื้นที่ 3 เขตดังกล่าว

バンコク都によれば、この3日間にクロントゥーイ地区のトンローで1,177人を検査したが、そのうち既に118人の陽性が確認され、329人が陰性、そして残りの720人は検査結果待ちの状況。一方、ワタナー地区とバンケー地区でも27人の陽性が確認され、都はこれら3つの地区にあるエンターテイメント施設の閉鎖を決定した

さて、そこで気になるのが、この中でสถานบันเทิงと書かれている閉鎖対象店舗についてですが、これの意味を調べてみるとエンターテイメント施設とか娯楽遊戯施設ということです。

すると、これには居酒屋やお酒を出すタイレストラン、マッサージ屋も含まれるのかというところが気になるところですが、一応、今回の都の閉鎖決定では以下のような内容になっています。

1.ให้ปิดสถานบริการ สถานประกอบการที่มีลักษณะคล้ายสถานบริการ ผับ บาร์ คาราโอเกะ ทุกแห่งในพื้นที่เขตวัฒนา และเขตคลองเตย ซึ่งเป็น Cluster ย่านทองหล่อ 
トンローのような集団感染が起こっているワタナー地区とクロントゥーイ地区については、パブ、バー、カラオケ、そしてそれらと同様のサービスをしていると思われる店舗の全面閉鎖

2. ปิดสถานประกอบการที่มีลักษณะคล้ายสถานบริการทุกแห่งในพื้นที่เขตบางแค ซึ่งพบผู้ติดเชื้อจำนวนมาก  
バンケー地区については感染者が多いので、あらゆる種類のサービスを行う店舗を閉鎖

3. สำหรับเขตลาดพร้าว เขตห้วยขวาง เขตพระนคร และเขตภาษีเจริญ ให้ปิดเฉพาะสถานที่ที่พบผู้ติดเชื้อ
ラートプラウ、フワイクワン、プラナコーン、パーシージャラーン地区については、感染者が出た店舗のみの閉鎖

以上、ひょっとすると一部間違った解釈をしているかもしれませんが、私が読む限り、バンケー地区はほとんど全面ロックダウン状態ですが、どうやら日本人が多く住むスクムビット地区は少なくとも当面は、居酒屋や普通のレストランはパブとは違うと思うので、アルコールを含む飲食の制限まではされないと思うし、マッサージ店も大丈夫なように思えます。

もっとも、これには但し書きが付いていて、今後状況がさらに悪化すれば、バンコク伝染病対策委員会は再度協議し規制を強める、ということですが、このソンクラーン休みの間にバンコクに残る人にとっては、せめて居酒屋あたりで一杯飲んだり、マッサージ店でゆっくりしたりぐらいの自由は欲しいところです。






あっという間に集団感染するナイトライフ

3回目のロックダウン1
ワクチン接種も始まったし、そろそろタイのコロナ禍も収まっていくのかと思っていたところにまたもトンロー、エッカマイのナイトライフで集団感染です。

今のところ、45人ほどなので、感染爆発というほどでもないようですが、明日になったら数百人単位で出てくるかもしれず、やれやれです。

また、タイ・アルコール販売協会会長のコメントは以下の通りで、たぶん、またお酒を飲ませる場所のロックダウンが始まるだろうとのことです。

When health officials discover COVID-19 such as at markets or any venues, it’s normal to shut down the places. It’s very likely that they will do the same for these pubs

市場やその他の人の集まるところでコロナの感染が発見された場合、そういった場所を閉鎖するのが当局の通常の手順であり、まず今回も当局はバーやパブを閉鎖することになるであろう

バンコク都当局は、3月中旬以降トンローやエッカマイのナイトクラブやパブ、コヨーテクラブ等のナイトライフ施設に行った人は、02-203-2393もしくは-2396
至急連絡して、PCR検査を受けるようにと要請しています。なお、この検査は無料でしてくれるそうです。

特にトンロー通りソイ25のクリスタルクラブでは、既に21人の感染が確認されていて、もしこの2週間以内でここにいっていたら既に感染しているかもしれないので、是非PCR検査を受けた方がよさそうです。

3密(密閉、密集、密接)の最たるものでもあるナイトライフは一旦感染者が出ると、あっという間に次々見つかるので怖いです。また、
この辺は日本人が夜遊びするエリアということもあり、我々にとっても他人ごとではなくなっています。

運よく私は、ワークフロムホームで最近街にはほとんど出て行かないようになっているので、一応安心かと思っていますが、エッカマイは自宅の近くなので、やはり何となく落ち着きません。

いずれにせよ、第3次ロックダウンでまたバンコク中のお酒を飲ませる店が閉鎖されるかもしれないし、時期が時期だけに、状況によっては地方への感染拡大を恐れてソンクラーンの帰省も控えるようにとの指示が、昨年に続き今年もまた出てくるかもしれません。

今週中に数百人規模の感染者が出てこなければ一応は安心だろうと思いますが、集団感染はまだ見つかったばかりで、これから次第です。


記者会見で東京新聞女性記者に怒ったビッグトゥ

東京新聞1
これはある意味三文記事なので、あまり深刻にとらえる必要はないと思うのですが、テレビでも放送され、タイコミュニティの間で賛否両論、ちょっと話題になっている話です。

実は数日前のことですが、プラユット首相の記者会見の席で首相の前でふてぶてしく足を組んでいた外資系新聞の女性レポーターに対して、イライラした首相がとうとう我慢できず、“Can you not put your leg down?! You’re crossing your legs like that before me. Can you? Your leg, your foot. Eh?”(“あんた、私の前で足を組んでいるが、足をおろせないのか? それ、その足だ!”)と怒ったという話です。(注:英字紙なので英語での表現しかありません)

しかもその記事の説明によると、彼女の足の組み方は普通の組み方でなく、足の先を高く上げて、つま先で記者会見に臨んでいるプラユット首相の方を指すようにして座っていたということで、首相がむっとなったのもわからないでもないです。

東京新聞3
上の写真はその時の
テレビ放送のスナップですが、まさに首相がその女性記者に対してタイ語の強い口調で注意をしているシーンです。

そして、なんとその女性レポーターが実は東京新聞の記者だったということで、欧米系でないところがちょっとびっくりです。もっとも、日本人記者ではなくタイ人記者ということですが...。

でも、日本人女性記者でなくてよかったです。もしこれが日本人記者だったら、今ごろタイの東京新聞は日本の恥だとかいわれてちょっと大変なことになっていたかもしれません。

東京新聞2
なお、これについては、こんなことで怒り出す首相はやはりリーダーとして器量が狭く相応しくないという意見と、タイでは目下のものが目上の人の前で足を組むのは失礼だという文化があり、この女性記者に非があるという意見の両方があるようです。

東京新聞4

ちなみに、私も東京では長い間、外資系投資銀行で働いていましたが、欧米人女性がミーティング等で足を組んで座るのはもともと文化が違うとわかっていたので何とも思わなかったし、アメリカの記者会見などはこんな感じで女性記者が大統領の前で平気で足を組んで座っています。

しかし、外資系だからといってなんでも欧米の真似をすればいいというものではなく、もし
大して親しくもなく年齢もずっと下の日本人が、シニアの立場の私の前で足を組んでいたら、男女を問わず随分偉そうな態度だなと、私も不快に感じたと思います。

そういう意味では、グレンジャイ(遠慮)の精神などタイと日本の文化は近いところがあり、欧米の個人主義に基づく何でも自己主張できる文化とは違うので、以下のタイ人のコメントには、私は同意する方です。

In traditional Thai culture, leg-crossing is yet another part of the power hierarchy, and youth were not supposed to cross their legs in the presence of their seniors. 

タイの伝統文化では、人前で足を組むのは力関係を表すものであり、若者は目上の人の前では足を組むべきではない

一方、この女性記者もよくないのは、そのツイッターの中で悪びれず、さも自慢げにこんなことを書いていたそうです。

The reporter for Japanese newspaper Tokyo Shimbun, identified herself as the one Prayuth upbraided. Prior to that incident, she had tweeted that she was made to wait in front of the administration building like “a dog” for senior officials.

この東京新聞の記者はそのツイッターの中で、プラユット首相が怒ったのは自分に対してであるとわざわざ明かしただけでなく、その直前にはこの政府高官との記者会見を待つ間、会場の建物の前で長い間、“犬”のように待たされたと次のような毒舌を吐いていたのである


“I felt like I’m a dog at 7-Eleven that sits in the door for cool air from the AC waiting for ministers coming out from their offices to interview them”

私は政府高官たちが記者会見のためにオフィスから出てくるのを待ちながら、
まるでエアコンの冷たい空気を求めてセブンイレブンの入口の前でじっと座っている犬のような気分だった

そして、これを読んだ政府スポークスマンの取った行動が以下です。

ดิฉันได้แจ้งไปต้นสังกัดด้วยวาจา ให้แนะนำ อบรม การนำข้อความที่ไม่ตรงข้อเท็จจริงไปเผยแพร่ และขอให้ระงับการเข้ามาทำข่าวในทำเนียบรัฐบาลจนกว่าผู้สื่อข่าวดังกล่าวจะเข้าใจ

東京新聞に対し、間違ったおかしな情報を拡散しないようにもっと従業員のしつけを徹底するように注意した上で、彼女が態度を改めるまで政府の記者会見に参加させないと伝えた

この事件で、プラユット首相が国のリーダーとして相応しくないという意見にまで発展するのは飛躍しすぎだと思うし、東京新聞もこの勘違い記者に対してその言動には記者としての自覚を持つように、もっときちんと教育しておくべきだったのかもしれません。

最後に、タイジャーナリスト協会のコメントを載せておきますが、この記事を読む限りにおいては、私はこの意見に賛成です。

Banyong Suwanpong of Thai Journalists Association’s ethics body criticized the reporter for showing a “lack of respect toward her seniors” by crossing her legs.

タイジャーナリスト協会倫理委員会のバンヤンスワンポン氏もこの記者を、目上の人の前で足を組むのは「敬意の欠如」であると非難した


いよいよタイバーツ独歩安が始まった?

ドルバーツ2
1月に「やがてタイバーツのスイングバックが始まる?(その2)」と題して以下のように書きました。

バーツ相場の固定5
私はどう見ても今のタイバーツは高すぎると思っているので、遅かれ早かれいずれは市場の中でスイングバックが起こり、1ドル=34バーツが適正値といわれる水準に戻るのではないかと思っているのですが、タイ政府の政策やアメリカの経済制裁、米中対立等、為替変動には要因がたくさんあるのでいつ頃そうなるのかについてはさっぱりわかりません。
ただ、最近はこの写真にあるように、日本円やタイバーツよりも米ドルが避難通貨として投資家に買われる傾向にあるようで、そろそろ反転スイングバックが起こってもいいようにも思うのですが...。

ドルバーツ1

その後のドル・バーツの動きを日足ベースで細かく現在まで追ってみたのが上の罫線ですが、これからわかるのは、最近のタイバーツは明らかに米ドルに押され気味になっているということです。

実際、2月12日にドルは底を打ち、そこからじわじわとスイングバックを始めて、一時は1ドル=30バーツ以下まで売られていたのが、今朝の時点では31.31バーツまで買われてきました。

しかも、これはドルの独歩高で日本円やユーロに対しても高くなっているので、実質的にタイバーツだけが弱まっているのではないと私も考えていたのですが、昨日の英字紙、タイガーの記事を読んでいると、実際には今年に入ってからのタイバーツはASEANの通貨に対しても売られているということです。

すなわち、インドネシアのルピア、マレーシアのリンギット、フィリピンのペソ、シンガポールのドル、そしてベトナムのドンなどのASEANの主な通貨すべてに対してバーツは安くなっていて、今年に入って東南アジアで最も売り込まれた通貨ということです。

つまり、実質的なタイバーツ安が始まっているということではないかと思うのですが、この記事によれば、以下がこのバーツ安の原因ということです。


Thailand’s depreciation is heavily due to the economic downturn as a result of the pandemic which has all but killed Thailand’s tourist-heavy economy. With borders closed, the drop in foreign tourism pumping money into the economy has left a glaring hole.
Before Covid-19, in the third quarter of 2019, Thailand held a surplus of US$11.5 billion. By the third quarter of 2020, the surplus had fallen to $6.6 billion, and by the end of the year, it had slid to a deficit of $1.4 billion.

今のタイバーツ安はコロナ禍によって引き起こされた経済の失速が原因である。タイの場合、経済の観光収入への依存度が高く、国境閉鎖による外国人からの観光収入の激減が大きな穴を空けてしまった。
その結果、コロナ前の2019年には115億ドル(1兆3,000億円)の経常収入があったのが、2020年は第3四半期まででわずか66億ドル(6,800億円)へと半減してしまった。そして、昨年末には、いよいよ14億ドル(1,500億円)の経常赤字に陥ったのである。

経済がボロボロになるまでタイ政府が厳しい鎖国を続けたつけがまさに今、回ってきているようにも思いますが、「トムヤムグン危機の再来でバーツ暴落か(その2)」で書いたように、海外から資金が流入してこなくなっている現在、流動性の問題により今後もタイバーツが売られて暴落する可能性もないとはいえません。

また、この記事によれば、残念ながら投資家や産業界はタイ政府が今行っている隔離検疫期間の短縮、最終的な隔離検疫の免除で外国人観光客を呼び込み、観光産業を回復させるという政策をあまり信用しておらず、その結果、タイバーツ安が続いているということで、これはいよいよ本格的なバーツ安の始まりなのかもしれません。

いずれにせよ、まだまだタイバーツは高いと思うので、
ある程度まとまった額のタイバーツを保有している人は、今のうちにそのメリットを享受して日本円でも米ドルでも、とりあえずは他の主要通貨に換えておいた方が安全ではないかと私などは思うのですが...。


圧倒的買い手市場が続くバンコクのコンドミニアム

買い手市場2
今のバンコクコンドミニアム市場については、これまでにも何度も書いてきたので今さらでもないですが、昨日、ナイトフランクからの新たなレポートが英字紙Nationに掲載されたので紹介しておきます。

要は昨年12月の第2波でまたも市場からほとんど買い手がいなくなり、完全な買い手市場が続いているというものです。

終わらない価格戦争1
確かに昨年の第4四半期に売り出された新規プロジェクトはわずか4,196ユニットと、「続々と出てくるプリセール価格以下の完成在庫処分」で書いたように、昨年は57,220ユニットもの物件が完成したのに比べると年換算にすると3割以下にまで減ってしまっているわけです。

しかも、昨年売り出されたこの4,196ユニットの内、今でもわずか1,391ユニット、33%しか売れてないことから、新規プロジェクトはやるだけ危険という状況です。つまり、コンドミニアムの場合、一旦着工してしまうと全体が竣工するまで止められないことから、竣工時にまだ売れていない完成在庫が多くなれば、デベロッパーの資金繰りを相当圧迫するのでリスクが大きくなるのです。

AP売上構成
それもあって「スクムビット通り偶数側はさらに一段安か(その1)」で紹介した、こんな時期にあっても過去最高の売上を計上したAPの事業内訳をみればわかりますが、今、大手デベロッパーはどこもコンドミニアム市場にはほとんど興味がないことがわかります。一方で、タイ人の実需があり、しかも小出しで販売が可能で資金繰り負担の小さい戸建てやタウンホームにシフトしているわけです。

現状、外国人は土地付の低層住宅は法律で買えないので、このマーケットは中国人に荒らされていないということもあって、これからしばらくはタイ人だけが買える住宅市場しか動かないと、私は思っています。

買い手市場1
一方、プロジェクトの販売価格もわずか3か月で随分安くなっています。ただ、この中で注意しなければならないのは、CBDの価格が5%しか下がってないからといって、都心部は値下り幅が小さいとは私は思っていません。

このところ、ミッドタウンや郊外ばかりが売り出され、
CBDではほとんど新規プロジェクトはないからだと思っています。実際、CBDの中古市場は家賃が下がり、空室率も大きくなったため、投資価値が下がっているので、値下り率は5%程度ではすまないと思っています。

ところで、以前にも書きましたが、私はバンコクのコンドミニアムで我々外国人投資家にとって購入可能な物件といえば、都心部からミッドタウンまでのエリアであり、郊外はリスクが高くまだ投資には時期尚早すぎると思っています。

そして、この都心部やミッドタウンのマーケットがリバウンドするには、ワクチンの広まりでコロナ禍が遠のき、外国人観光客や投資家がタイに戻ってくること、そして今の反政府デモが収まり政治的な安定が取り戻されることの2つが必要であると考えています。

従って、いつ頃市場が回復し始めるのかは今のところ見当が付きません。早くても来年前半だろうと漠然と思っていますが、今後の様子を見ていくしかなく、今はただ「休むも相場なり」のスタンスです。

買い手市場3

さて、最後に2021年のコンドミニアム市場に関するナイトフランクの予想を載せておきます。

1.デベロッパーは新規プロジェクトの売出しを延期し、既存プロジェクトの販売に注力する
2.今年の新規プロジェクトの発売は20,000からせいぜい30,000ユニットと見込む
3.市場回復は来年半ば頃となる
4.主な購入者はタイ人という状況が続く(外国人は買わない)
5.大手デベロッパーは低層住宅へのシフトが続く


アジア初!メガバンナーにトップゴルフがやってくる

Top Golf 1
ここ数日、ブログの更新が止まっていましたが、この暑い中、毎日ゴルフをやってました。おかげでゴルフを始めてちょうど3年、やっと100切りに成功しました。

その間、コロナのロックダウンで半年ほど休みの時期がありましたが、次第にスコアアップの要領もわかってきて、要は最初の頃のように何でもかんでも力づくでクラブを振っていてもだめだとわかってきたので、セーブしてスイングするようにしたら、次第にスコアも安定するようになってきました。それで昨日、やっと100切りできた次第です。

もっとも、運もよかったし別に特にうまくなったようには思わないので、
次回はまた110とかに戻ってしまうのだろうと思いますが...。

さて、ゴルフのドライビングレンジでの練習はなんだかんだいっても、学生時代に東京のせまっ苦しいバッティングセンターでバットを振り回していたのに比べれば、全然面白い娯楽スポーツです。

一方、タイでコースに出てラウンドすると、特に真夏のこの時期はカートを使わないと
炎天下で熱中症が怖いのですが、練習場は屋根があるし日陰で自分の打ったボールが遠くへ飛んでいくのを見送るのが結構楽しいストイックな娯楽でもあります。

そしてこれをボーリング場の雰囲気の娯楽スポーツに変えてしまったのがイギリス発祥のトップゴルフです。スポーツバーはバンコクにもたくさんありますが、テレビで観戦したりせいぜいプーリングを楽しめる程度です。しかし、友人たちとお酒を飲みながらわいわい騒いで実際にクラブショットして楽しめるエンターテインメント・ドライビングレンジがトップゴルフです。

ボールの中にはチップが埋め込んであり、最新のテクノロジーを駆使したドライビングレンジということです。私はまだ行ったことがないのでよくわかりませんが、多分トラックマンが装備してあり、自分のショットの軌道や距離がわかり、狙った的に当たると賞金が出るようです。

いずれにせよ、今までのゴルフ練習場にはない全く新しい楽しみ方ができるエンターテインメントスポットになるだろうと思います。

Top Golf 2
そして、2日前のプレス発表によると、そのトップゴルフがバンコクのメガバンナーの隣にやってきます。現在、イギリス、アメリカ、オーストラリア、メキシコ、ドバイの5か国にあるので、アジアでは初ということです。

これができたら昼でも夜でもメガバンナーに買い物にやってきたお客のレクリエーション施設としても相乗効果が見込めるはずで、あの周辺はさらに発展すると思います。

ちょうど隔離検疫がなくなると予想される来年前半には、外国人ゴルフ客もタイに来始めると思いますが、このトップゴルフはそれを見計らったかのように、来年の半ばごろにオープンということです。

また、「日韓空前のゴルフブームがタイゴルフ場の救世主に!」で書いたように、今の日本と韓国でのゴルフブームもあって、目新しいもの好きのこれらの国の若者たちも観光スポットの気分で押し寄せてくるかもしれません。


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お問い合わせ先:bkk.condostory@gmail.com

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藤澤愼二 ฟุจิซาวะ ชินจิ

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