見えない瑕疵1

さて、この方の購入された物件のトラブルを、まず以下にまとめてみました。

1.問題となった物件は、A社開発の郊外にあるエコノミークラスのプロジェクト。

2.築4年目で、フロア元の排水管から水漏れが起こり、そのフロアにある複数のユニットに大量の生活排水が侵水。

3.
この写真からもわかるように、床は水浸しで壁も水につかり、フローリングだけでなく壁紙や壁に据付型のテレビボード等の家具、建具もダメージを受け、すべて交換するしかない状態となった。

4.しかし、デベロッパーは排水管の修理と床のフローリング張替えはやったものの、家具や壁紙の被害については責任を取らず、この補修はすべて個人負担となった。

5.コンクリートが相当量の水を含んだまま、デベがフローリングを張り替えたため、フローリングが湿ってしまい、その後、シロアリが発生。下の写真のようにシロアリ被害で広いエリアでフローリングが食われて欠ける事態となった。

6.これについては、デベロッパーはもう何の対応もしてくれない。

シロアリ被害

以上ですが、これが具体的にA社のどのプロジェクトかはいえませんが、こういう郊外のエントリークラスやエコノミークラスは、コスト競争で価格を抑えるので経年劣化が激しいだけでなく、瑕疵の修復に追加費用を出す予算もデベロッパーにはありません。

それもあり、このブログでも外国人の場合はできるだけアッパークラス以上の、それなりにクオリティのいいものを買うことを勧めていますが、それでも運が悪いと、こういうレイテント・ディフェクトに遭遇してしまいます。

次回に続く

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